新株予約権の評価について徹底解説

新株予約権の評価について、諸々の観点から解説した記事を順次公開していきます。
「株価条件付きストック・オプションの評価」では、当社HP内で公開している試算ツールで実際に使用している評価ロジックを紹介していきます。(コードも示しますが、容易に動かせるR、Rcppを使用したコードになっています。)

評価アプローチの選択

  1. 留意いただきたい事項
  2. なぜ新株予約権の評価が必要なのか?
  3. ストック・オプションの費用処理について
  4. 費用処理の基礎となる公正な評価単価について
  5. 株価モデルについて
  6. 評価アプローチについて
  7. 有償ストック・オプションの払込金額について
  8. 評価アプローチの選択

プレーンバニラの評価

株価条件付きストック・オプションの評価

解析解または近似的解析解が求まるもの

二項モデルを応用するもの

  • 過去□日間の株価が連続して〇円以下になると失効する
  • 過去□日間の平均株価が〇円以下になると失効する

モンテカルロ・シミュレーションを応用するもの

  • 過去□日間の株価が連続して〇円以下になると行使が強制される
  • 過去□日間の平均株価が〇円以下で行使が強制される

以下は株価条件ではありませんが

株価条件以外の業績条件の評価

基礎率

  • 無リスク金利
  • ボラティリティ
  • 満期
  • 予想配当率

おまけ